みなさんは、自分の「お葬式」についてイメージされたことはありますか?
どれだけの人が、あるいは誰が、自分の死を悼んでくれるか、その人たちにどう想われてこの世を去るか、について考えることは、自分の人生を思い描くことと同じです。
人生の旅の終着点に到着した時、どんな自分でいたいと思いますか??
こんにちは!
健康習慣アドバイザーのいさむです!
スティーブン・R・コヴィー 著『完訳 7つの習慣~人格主義の回復~』における第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」を読み終わりましたので、今日も感想をシェアしたいと思います!
併せてこちらもどうぞ!
「終わりを思い描くことから始める」習慣は、「すべてのものは2度つくられる」という原則に基づいています。
「思考は現実化する」とよく言いますが、すべてのものは、まず私たちの頭の中で創造され、その後、現実にかたちあるものとして創造されます。
本著では、第一の創造を「知的創造」、第二の創造を「物的創造」としています。
家を造るときなんて、まさにそうですが、設計図がないと家を建てることは出来ないですよね!
人生も同様に、思い通りの人生を歩めている人は、それだけ人生の設計図を緻密に描けている、ということになります。
「私の人生、こんなはずじゃなかった、こんな人生を私は描いていない!!」と思う方もいらっしゃると思います。
僕自身、自分が国家公務員を辞めて、個人事業主になることなんて、10年前には考えてもいませんでした(笑)
でも、実家が事業をやっていて、両親が自分の仕事を趣味のように楽しんでいる姿を見て、「俺もこうなりたいな!」って思った事は事実です!
当時は、本当に些細な「思考の種」だったのかもしれませんが、こういう形で花開いたことにすごく驚いています。
コロナ禍を境に、「自分の人生を変えたい!」と思う方はとても増えています。
僕たちは、いつでも自分が心から望む姿になることができます!!
そして、その第一歩として、「自分の終わりを描くこと」があるのです。
ノートを開き、思いのままにペンを走らせてみる
この小さな一歩が、あなたの人生を大きく変える偉大な一歩となるかもしれませんね!
ですが、一方で、「変わりたい!」と強く願っても、行動できない、あるいは途中で挫折してしまう人がほとんどです。
その理由は、心の奥で「変わりたくない」と思っているからかもしれませんし、自分が心からやりたいことが明確でなく、行動と願望にズレがあるからかもしれません。
第2の習慣「終わりを描くこと」は、自分の心と深く語り、自分だけの価値観、判断基準を明確にしていくことです。
それはすぐできることではなく、すごく時間がかかります。
ですが、夢や目標はどんどんアップデートされていくものです。
今、叶えたい願望を思い描き、行動していく中で、本当の夢・目標が見出されるのではないでしょうか??
本著の中で紹介されている、ヴィクトール・フランクル(オーストリアの精神科医 『夜と霧』の作者)の言葉がとても響きました。
「私たちは人生における使命をつくるのではなく見出すのである。」
僕自身、何度も何度も内省していますが、まだまだ全然自分のことは分からないことが多いです(笑)
ですが、今の自分が「喉から手が出るくらい」欲しいと思っている願望のために行動することで、自ずと道が開けるのではないかと思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました✨
自宅にいる時間が長い今だからこそ、自分の心と話す時間を取ってみましょう!
「7つの習慣」をまだ読んだことのない方は、マンガ版やYouTubeから始めてみてはいかがでしょうか??