僕たちの身体を流れる血液は体重の約8%を占めており、生きていくために絶対必要な臓器です。
血液の状態は、よく「サラサラ」とか「ドロドロ」という表現が使われていますが、出血した時の自分の血液がサラサラしてるかドロドロしてるか、なんて分からないですよね、、、
実は、あまり知られていませんが、血液の状態は、「酸性」か「アルカリ性」かで見分けることができます!
健康状態が悪い事を表す「血液ドロドロ」について、今日は見ていきましょう!
こんにちは!
健康習慣アドバイザーのいさむです!
はじめての方は、こちらもどうぞ!
本日の目次はこちらです!
「血液ドロドロ」とは、血液の「酸化」のこと
正常な血液は弱アルカリ性で、血液のpH値の正常範囲は7.35~7.45の間と言われています。
通常、体は血液のpH値を7.40辺りに維持しています。
血液の酸性度は、酸を含む物質や酸を産生する物質を摂取した場合や、肺から十分な二酸化炭素が排出されない場合に上昇します。
「酸を含む物質」や「酸を産生する物質」と聞いてもピンと来ない人も多いかもしれません。
ですが、「クエン酸」や「アミノ酸」、「酢酸」と聞くと、僕たちは日常的に酸性食品を摂取していることに気づくと思います!
もちろん、これらの物質が「悪い」という訳ではありません。
食生活や生活習慣の悪化によって、身体の調節機能が低下する事が原因なのです!
血液が「ドロドロ」になる(酸化する)とどうなる?
血液中に酸が増えすぎて(または塩基が少なくなりすぎて)、その結果、血液のpH値が低下する状態を「アシドーシス」と言います。
「アシドーシス」は、主な原因に応じて「代謝性」と「呼吸性」に分類されますが、食生活や生活習慣によるものは、「代謝性アシドーシス」です。
(参考)代謝性アシドーシスとは??
代謝性アシドーシスは、メタノール(メチルアルコール)、不凍液(エチレングリコール)などの分解(代謝)されて酸になる物質や、多量のアスピリン(アセチルサリチル酸)などの酸そのものを摂取することによって、体内の酸の量が増加すると発生します。ほかにも多くの薬剤や毒物がアシドーシスを引き起こす可能性があります。
また、代謝性アシドーシスは代謝異常の結果として起こることもあります。ショック状態が進行したとき(乳酸アシドーシス)や、1型糖尿病がきちんとコントロールされていない場合(糖尿病性ケトアシドーシスになった場合)に、体は酸を過剰に産生します。
酸の産生量が正常であっても、腎臓が正常に機能せず(腎不全)、そのために十分な量の酸を尿に排出できないと、アシドーシスになることがあります。
代謝性アシドーシスはまた、体から放出される塩基の量が多すぎるときにも起こります。例えば、下痢や回腸瘻(かいちょうろう)造設術により、消化管を介して重炭酸塩が失われることがあります。
アシドーシス自体は病気ではありませんが、様々な病気の結果として起こります。いずれも深刻な問題があることを示す手がかりとして重要です。
代謝性アシドーシスの人では、吐き気、嘔吐、疲労がよく起こるほか、呼吸が通常より速く、深くなります。
血液を「ドロドロ」にさせる生活習慣
血液をドロドロにさせる原因は皆さんご存知の通り、「食事」です。
次のような酸性食品ばかり食べ、野菜をほとんど取られない方は、血液ドロドロへまっしぐらです!
これらの食事は美味しいですし、僕も大好きです!
ですが、やはり野菜とのバランスが大切なのです。
例えばハンバーグを食べるとすると、その3倍の量の野菜を取らなければ、健康状態を維持できません。
しかも、レタスやキャベツといった単一の野菜だけではなく、様々な種類の野菜を摂ることがベストです。
忙しい生活の中で、野菜をバランスを摂ることが難しい人も多いと思います。
僕たちは誰しもが血液ドロドロになる可能性が高い環境にいると僕は思います。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!!
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