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実はまだまだ分からないことが多い!? 「自律神経失調症」とはどんな病気?

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病名はついているけれども、はっきりしたことはよく分かっていない、、、

 

 

現代医学をもってしても、そのような症状はいくつか存在し自律神経失調症もそのうちの一つです。

 

 

実は、統一的な定義や診断基準はまだまだ確立されておらず、医師によって見解や治療法も違うとも言われています。

 

 

今日はそんな「自律神経失調症」について、どんな症状なのか、もし自分が自律神経失調症になってしまったら、どうすればいいのか、といったことについてお話していきます。

 

 

こんにちは!

健康習慣アドバイザーのいさむです!

 

 

本日の目次はこちらです!

 

 

 

自律神経失調症」とはどういう病気??

 

自律神経についてのおさらい

 

健康を維持するためにケアが欠かせない「自律神経」

 

 

これまで、僕のブログでも何回もご紹介してきましたし、これからも出場頻度は多いと思います。

 

 

というのも、

 

「健康的な生活習慣」=「理想的な自律神経のバランス」

 

といっても過言ではないくらい、生きていくのに必要不可欠な働きを担っているからです!

 

 

おさらいですが、

「自律神経」は、「交感神経」「副交感神経」の2つに分けられていて、体温調節や血液循環、呼吸、消化・排泄など、生命活動に必要不可欠な働きを24時間休みなく調整している大事な神経です。

 

 

身体の活動時や昼間に活発になる「交感神経」と安静時や夜に活発になる「副交感神経」は、シーソーのように交互に入れ替わりながら、僕達がどんな状況でも生命活動を維持できるよう全身に働きかけてくれています。

 

 

自律神経失調症」とは?

 

自律神経失調症は、この自律神経がストレス(外的・内的)によって正常に機能しないことによって起こる様々な症状の総称です。

 

自律神経失調症」は、医学的に正式な疾患名ではありません。

このため繰り返しになりますが、統一された定義や診断基準がなく、お医者さんによっても見解や治療方針が異なるのが現状だそうです。

 

〇「自律神経失調症」の症状

全身的症状としてだるい、眠れない、疲れがとれないなど、器官的症状として頭痛、動機や息切れ、めまい、のぼせ、立ちくらみ、下痢や便秘、冷えなど多岐にわたります。
精神的症状として、情緒不安定、イライラや不安感、うつなどの症状が現れることもあります。

 

 

診察や検査の際には、身体には異常がないのに、上記のような症状を患者が訴えている場合に暫定的に「自律神経失調症」との診断名がつくことがあるとのことです。

 

 

なぜ暫定的に診断名をつけるのか?

 

病気かどうか分からないのに、診断名がつくのには理由があります。

 

一つは、社会的な孤立を防ぐためです。

自律神経失調症の症状には、「情緒不安定」や「うつ症状」など、精神疾患とも診断できる症状があります。

 

精神疾患の疑いがあるけれどもはっきりしない場合、精神疾患と確定しているけれども本人が会社などに知られたくない場合などは「自律神経失調症」と診断名が記載することで、社会的な孤立を防ぐことができます。

 

 

第2に、患者を安心させることが目的です。

「原因不明の病」ってものすごく不安になりますよね。

「自分は病気なんだ」と認識してもらうことで、適切な治療へとスムーズに移行することができますし、重度のうつや神経症などを防ぐことも期待できます。

 

 

自律神経失調症かも」と思ったらどうすればいい??

 

自律神経失調症と診断された方には、「多くの病院や科を回ったけど、診断されるのに時間がかかった…」

 

「どの科を受診すればいいか分からず、症状が強くなって辛かった」

 

という経験をされる方が多いそうです。

 

 

このため、「なんだか不調がずっと続く…」、「日に日に症状が強くなっている」という場合には、まず最も辛い症状に応じた医療機関を受診することが周知されています。

 

 

また、薬を使った対処療法に加えて、以下のように生活習慣を整えることも重要とされているので、ご自身の生活習慣やストレスの元となっているものは何かを認識し、見直していくことも必要だと思います。

 

〇「自律神経失調症」の治療について

基盤になる身体疾患があれば、それに応じた治療を行う。心身のストレスに起因する自律神経の乱れには、可能な限り環境の調整を行う。十分な睡眠を取って休息を図ること、生活リズムを整えること、過度の飲酒やカフェインの過量摂取などの習慣を改めることも重要である。

 

 

自律神経失調症」のように薬だけでは解決できない病気もある

 

自律神経失調症は、日々の生活習慣やストレスが原因となって引き起こされます。

 

 

対処療法として、自律神経を整える薬や精神安定剤を処方されますが、根本的な解決には、生活習慣を見直すほかありません。

 

 

まだまだ「病気になれば病院に行けば治る」と思われている方も多いですが、「自律神経失調症」だけでなく、「生活習慣病」も薬だけでは根本的な解決はできません。

 

 

日本の医学においても医師が患者の「生活習慣」にまでアプローチできないことが大きな課題です。

 

 

これまでの医療では、解決に限界のある病気がどんどん増えています。

 

 

もし、あなたが自分の人生を豊かに幸せに暮らしたいと願うのであれば、「健康の自立」をしていく必要があると僕は思います。

 

 

今日も最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!!