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【心理学者アルフレッド・アドラーに学ぶ】コロナ禍中の勇気について

最近、朝晩は冷え込みますが、日中は絶好のピクニック日和ですね。
こんな時に気持ちよく外出できないのが本当に残念です。



ところで、皆さんは、「勇気」について考えたことがありますか?



こんにちは!
元国家公務員のいさむです。



「嫌われる勇気」で日本でも多くの人に知られるようになった、心理学者のアルフレッド・アドラーは、勇気について、次のように考えています。


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勇気とは、いかなる困難な場面でも、「相手を思い」「相手を優先する」ことを放棄せずに問題を解決する活力である。



これを読んで、人は窮地に立たされた時こそ、その人の本性が現れるといいますが、有事の時こそ、自分の事を優先することなく、周囲の人々を優先できる人が、「勇気」ある人であると思うようになりました。



それでは、なぜ、人はそのような行動が取れるのか?
それは、たとえ誰からも褒められず認められなくても、「自分が相手に貢献できていることそのものに満足を得ることができる」からです。



他者に貢献することへの強い喜びが、「勇気」ある行動へと繋がり、駆り立てていくのだと思います。



一方で、「誰からも褒められず認められないのであれば、貢献感なんて感じられないのではないか?」と思う人もいるかもしれません。



誰からも褒められなくてもいいんです。自分で自分の行動を認めてあげる、つまり「自己満足」できれば、それでいいのだと、僕は思います。



相手からの感謝や評価がないと貢献する事が出来ない人は、他者に依存しないと生きていけない人なのではないでしょうか。残念ですが、そのような考えでは、本当の自由が訪れることはないでしょう。



そうは言っても、僕達凡人はとても弱いです。
他者からの感謝の言葉が一切ないまま、1人で生きていくのは、並大抵の事ではありません。だからこそ、「目の前の人に感謝の言葉を伝えることが大事」なんだと思います。


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感謝を伝えることは、相手に貢献感を感じさせることであり、相手を「勇気づける」ことになります。そして、何より、感謝の言葉を伝えることで、自分自身もまた貢献感を感じることができるのではないでしょうか?



コロナ禍のこのような辛い状況だからこそ、僕達一人一人の勇気が試されているんだと思います。



自分は、家族のために、友人のために、そして日本のために、勇気ある行動が取れているか、もう一度自分自身問い直していきたいと思います。



暦の上ではもうすぐゴールデンウィークだそうですが、ステイホーム期間として、在宅でも有意義な時間をお過ごし下さい。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。