「抗酸化」、「アンチエイジング」という言葉は皆さんご存知だと思いますが、「活性酸素」というものについては、まだまだよく知らない方が多いのではないでしょうか??
今回は、万病の元になると言われている「活性酸素」についてお話します!
目次はこちらです!
おはようございます✨
元国家公務員のいさむです!
「活性酸素」は万病の元となるものですが、一方で免疫作用に重要な役割を果たしています!活性酸素について知り、健康習慣を改善するきっかけになればと思います✨
ストレスから発生する活性酸素とは?
僕達が生きていく上で必要不可欠な酸素ですが、呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部は通常の状態よりも活性化された「活性酸素」に変化します。
活性酸素は、過剰な産生や酸化ストレスによる老化、がん、生活習慣病発症との関連で、近年注目されていますが、白血球から産生される活性酸素(スーパーオキシド・過酸化水素など)は、体内の免疫機能や感染防御の重要な役割を担っています!
また細胞間の伝達や排卵、受精、細胞の分化などの生理活性物質としても使われています。なので、「活性酸素は悪いものだ!」、「活性酸素は除去すればいい」という認識は、ちょっと正確ではないんですよね。
活性酸素と抗酸化力
それでは、体内で活性酸素が発生するにも関わらず、普通に生活できているのはなぜなのでしょうか??
それは体内で活性酸素から自分を守る「抗酸化力」が備わっているからです!
生体が有する抗酸化防御機構には、スーパーオキシドジスムターゼ、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどの内因性の抗酸化酵素に加え、ビタミンC、ビタミンE、カロテノイド類、カテキン類など外因性の抗酸化物質もあります。実際には、活性酸素の産生と抗酸化防御機構が複雑に作用し合いながら生体内の活性酸素の産生と抗酸化防御機構の状態が決まります。
うーん結構難しいですよね…
活性酸素について勉強していく中で、『活性酸素は白血球が細菌やウイルスに使用する「火炎放射器」のようなもの』と例えがとっても分かりやすかったです!
「胃腸炎」や「皮膚炎」といった「〇〇炎」は、まさに活性酸素という火炎放射器が体内を焼け尽くした状態なんですよね。
ストレスだけじゃない活性酸素が増える原因
こういった体内を焼け野原にする原因となるのが次の通りです。
● 激しい運動
● 過剰なアルコール摂取
● 喫煙
● ストレス
● 不規則な生活
● 偏った食生活
● 過剰な紫外線
● 避妊薬、ホルモン治療薬等ある種の薬品摂取
● 環境汚染
ストレスや不規則な生活は何となくわかりますが、「激しい運動」や「薬品摂取」も活性酸素を過剰に産生させる原因となるのは、この記事を書くにあたって初めて知りました。
ストレス社会において活性酸素の過剰発生を防ぐためには?
ストレス社会と言われている現代日本において、活性酸素と上手く付き合っていくためには、規則正しい生活習慣を心がけていくしかないですよね!
また、抗酸化作用のある食べ物を摂取するのも大切だと思います✨
【抗酸化力をあげる食べ物】
赤ワインやブルーベリー、リンゴ、ココアなどのポリフェノール、緑茶のカテキン、ピーマンやニンジン、カボチャなど緑黄色野菜のβカロチン、トマトやスイカなどのリコペン、豆類やタマネギ、シソ、緑茶などのフラボノイド、ゴマのセサミノール、ニンニクやキャベツなどの含硫化合物、エビやカニの色素アスタキサンチンなど。
抗酸化力をあげる食べ物は、デザートや飲み物、薬味などに使う食材に多く含まれているんですね!こうして見ると、食後の緑茶も意味があったんだと思えて、昔の日本人の知恵に驚かされるばかりです!
「〇〇がいい!」と聞くと、そればっかり食べる人もいらっしゃいますが、大事なのはバランスですね!日々の食生活に関わらず、自分のできるところから生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました✨