在宅勤務で自由な時間が増えたことから、本を読むことが多くなりました!
今日は、ちょうど昨日読了したサミュエル・スマイルズの「自助論」(竹内均訳)についてシェアしていきたいと思います。
こんにちは!
元国家公務員のいさむです。
自助論の原著は、今から150年以上も前に出版された本です。明治4年には中村正直による日本語訳が『西国立志編』として出版されています。
『西国立志編』は、福沢諭吉の『学問のすゝめ』と並んで明治時代の若者に広く読ま多名著であり、当時の日本で総計100万部のベストセラーとなっています!
この本のテーマとなっている「自助」とは、「勤勉に働き、他人や国に頼ることなく、自分で自分の運命を切り拓く」ことを指します。
特に、勤勉である事には非常に重きがおかれていて、自分の夢を実現するためには、実現することを信じ、倦まず(うまず)たゆまず働くことしかないとしております。
「天は自ら助くる人を助く」と冒頭に述べられていましたが、勤勉で一生懸命な人をお天道様は見ているんだなと感じました。
「簡単に稼げる」や「真面目に働くのは古い」といった価値観が僕達を惑わしている現代において、これほど真っ直ぐで強烈なメッセージは、人間としての原点を思い出させて頂くことができ、身が引き締まる思いでした!
一見、当たり前で聞いたことがあるようなメッセージのようにも思えますが、だからこそ僕たちの胸の奥にストレートに刺さるのだと思います!
この本では、自助の精神を持った数々の偉人たちのエピソードも掲載されていました。偉人達の人生をお手本にして、夢を実現し生きる上で大切な事を教えてくれています。
きっとあなたにも共感できるストーリーがあると思いますので、ぜひ読んで頂きたい、おすすめの一冊です。
最後まで読んで頂きありがとうございました!